国際社会学会@メルボルンに参加しました!②
- Anna Matsukawa
- 2023年10月14日
- 読了時間: 4分
この記事では、国際社会学会参加のために訪れたメルボルンで、隙間時間で観光した様子をお届けします。
1.ロイヤル・アーケード
メル

ボルン最古のショッピングモール。ただ朝早い時間に朝ごはんを食べに行ったので、ショッピングはできず。
道路に面した壁面も、アーケード内部も、歴史を感じるデザインでとても綺麗でした。

さすが酪農の国、おいしい牛乳によって美味しいコーヒーが飲めると聞いていたので、大学院生時代にイタリアに行ってから大好きになったカプチーノを注文。つ
いで(?)にトーストとベーコンエッグで朝ごはん。美味しいけどすごいボリューム。昼はギリシャ料理狙ってるのに、頑張って消化しないと・・・・。

お店は閉まっていたものの、歴史ありそうなお店から、明らか最近のお店っぽいのもあり、昼間は賑わってそうだなと想像できる雰囲気でした。
日本のシャッター商店街とは違いますねー。
2.旧メルボルン監獄

ある意味ここが本命です。
19世紀に使われていた監獄をほぼそのまま観光名所にしています。
メルボルンの中でも最古の建物に含まれる建築物です。
大きく分けると、独房の中に囚人のデスマスクや当時の様子がわかる資料、拷問器具が展示されている古い監獄エリアと、ツアー客を新しく収容した囚人として扱いつつ監獄内を見学できるツアーエリアの2つに分けられています。

中の説明にありましたが、ただ独房に入れるだけでなく、マスクをずっと被せて生活させていたようで、それにより自己の概念というか自分自身が何者かということを失わせていたため、精神的に病む囚人が多かったそうです。

古い監獄エリアは、薄暗く、じめっとした感じで、日本であれば夏にひんやり恐怖体験できる場として人気が出そうな感じだなぁと思いつつ見ていると、やはりそういうウワサがあるようで、そういった心霊現象の話を集めた冊子も売られていました。
残念ながら私は霊感的なものが全く感じられない幸せ者ですが、敏感な人だと何か感じちゃったりするんでしょうかね???気になります。
ツアーの中で、囚人として一部の参加者に尋問的なことをされるんですが、一緒に行ったメンツは残念ながら当たらず、そのためなんの罪状で収監されたのかは分からずでした(笑)
当てられた人は、バスの邪魔をしたとか、そんなんで絶対実刑判決ならんやろ!ってな罪状で収監されてました。
入館料はちと高めですが、見どころも多く、私のように興味ある人にとっては十分元がとれる観光地でした。
3.ビクトリア州立図書館


1854年に建てられた図書館で、公共無料図書館としてはオーストラリア最古だそうです。
入って一番奥に、高さ34mの吹き抜けのドーム型の大きく荘厳なリーディングルームがあります。
机も古いですが、改造してPCコンセントを刺せるようになってました。その辺りはちゃんと実用に耐えうるように改変されているようですね。
ここで、少しの時間ですが、お仕事してました。
静かだし雰囲気良いし、かなり捗りました!仕事をする場所の雰囲気作りって大事ですね〜。
こんな場所が身近にあったら、毎日通いたいと思うような場所でした。
4.最後に

実は、これらの観光は1日だけで全て回りきりました。
それが実現した理由の一つとしては、この電動スクーターも大きいと思います。
社会実験としてメルボルンの街中を走れるようになってました。
スマホにアプリをダウンロードして、Googleアカウントと紐づければ、アカウントの支払い方法で支払いできる仕組みです。
その辺に駐輪されたり転がってるスクーターをアプリでアンロックして、目的地のそば(ゆっくり走らなきゃいけないところとか、ここに駐輪してねという場所は一応ありますが、結構ラフな感じで使用されていました)で乗り捨てる。
メルボルンはコンパクトな街ですが、神戸と京都の間ぐらいの緩やかな傾きの街なので、特に目的地が上り坂の時は非常に良かったです。
メルボルンから帰ってきたタイミングで、日本での電動スクーター(日本だとキックボードですかね)の新しい法制度が始まりました。
体験した身としては、特定の場所や状況下では非常に便利ですが、時々危ないなと感じたり、不安を覚えたりする場面もありました。
うまく活用できるような仕組みや、ルールの設定と周知が大事だなぁと思います。
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